注腸検査で気持ちを楽にさせる方法

大腸検査というと、下剤、トイレというイメージがあると思います。大腸検査控室で、自分より早くに来たにもかかわらず、待ち続ける患者さん。病院からいただいた説明書には書かれていないことについて説明いたします。大腸をきれいにするには、前日だけの食事(検査食、それに類似したもの)だけではだめです。その、2日、3日前から準備を始めてください。それでも、大腸検査は”怖い”という方には、最後の切り札を教えいたします。

注腸検査の方法

大腸検査は、胃の検査と違って、”怖~い”というイメージがあるようです。病院から頂く説明書は読むのはめんどくさいし、下剤を飲んだ後、何度もトイレに立ついら立ち、なんともはや憂鬱なことばかり、そして本番、痛い、苦しい、そして結果が不安、これらに不安を少しでも軽減するためにこのブログを書きました。トイレに行く回数が減り、待ち時間が短くなります。大腸検査での痛み、苦しさ、不快感を減らします。
注腸検査をするには内視鏡法とバリウム法がある。ここでは、バリウム法について述べます。胃の検査と同様に内視鏡とバリウム法をを比較しますと、内視鏡に軍配は上がりそうです。検査内容はどちらもシンドイですが、どちらかというと内視鏡の方がしんどいです。検査時間には差はありません。ただバリウム法で確定診断は無理ですし、ガン、もしくはポリープが見つかったとしても。内視鏡に回されるからです。

検査前の準備について

検査前の準備については内視鏡、バリウム法と同じです。前日は、病院から渡された注腸検査食もしくは食事制限なしの食品を取ってください。このルールを守らなければ、検査当日無駄な時間を過ごすことになります。夕食は原則PM8:00まで、それ以後食事をしてはいけません。ただし、水やお茶はOKです。ここでよく質問を受けるのですが、アルコールは水溶性だから大丈夫であろうという人がいますが、だめです。なぜなら、アルコールは水分を吸収し便を出にくくさせます。検査食がなければ、病院から配布された説明書に従ってパンやうどん系がいいでしょう。検査食は安くはありませんので十分に情報を集めて食事をしてください。就寝前に、医療機関より処方された下剤を服用します。下剤は、それほど強いものではありませんので、夜中に起きるようなことはありません。前日準備をしっかりやれば、軽い気持ちで検査を開始することができます。
検査前の食事の件で病院で教えてくれることは、これだけです。これにちょっと工夫を凝らすことで、よりスムーズに検査に入ることができます。それは、2日前および3日前も同様に食事をとることです。こうすることにより、夜の下剤がより有効に働きます。

検査当日の準備について

朝食はとりませんが、下剤を飲みます。ただし、薬(高血圧の薬など)の水分補給は構いません。この下剤は、夜飲んだ下剤よりも強いので注意が必要です。病院までの工程時間を想定してください。私の場合は新幹線で向かうことを想定していました。新幹線の場合は各車両にトイレがあるので大丈夫と思っていたのですが、その時に限って空きトイレがなく、車両間を走り回るという苦い経験をいたしました。病院に到着すれば、大腸検査用トイレが十分ありますので大丈夫です。病院に着きましたら、検査手続きを終え看護師さんの指示に従って、大腸検査控室に行きます。ここで、2リットルのペットボトルを渡されます、それを飲みながら待機します。時々、トイレに行きたくなりますので、便が出ますがほとんど液体だけになります、黄色い色をした液体が、行くたびに色が薄くなります。トイレに貼ってある掲示板を見て、看護師さんを呼びだし、チェックをしていただきます。OKが出れば、これで準備完了です。。

バリウム検査スタート

これまでは、バリウム検査も内視鏡検査も医師が行っていたのですが、近年法令が改正になり、バリウム検査は技師が行うことができるようになりました。特に近年において、医師は内視鏡に軸足を移しており、バリウム検査は放射線技師が行っております。ただ時々、研修医が研修と称してバリウム検査を行う時があります、はっきり言って下手です。先輩医師はほとんど付きません。運が悪かったと思ってあきらめてください。技師の場合は、新人には必ず先輩が付きますので心配はいりません。それでも下手な技師はいなくもありませんけど。(笑)
ここからは、技術的な話となりますので、興味のない方は次の章に行ってください。透視撮影台は逆傾斜6~7度くらいにしておきます。肛門からバリウムを注入いたします。全量入りましたら、続いて空気を注入していきます。少しづつ空気を入れながらの方が患者さんの負担は少なく、写真もきれいに撮れます。バリウムが全量入った時点で虫垂まで行っていれば、それほど難しくはありません。ところがいつもうまくいくhとは限りません。ここからは、技師の技術に依存します。直腸から撮影を開始します。直腸は絡み合っているので分けて撮影します。撮影台を立てたり、寝かせたりしながら全体を撮影します。基本的にはバリウムは重く、空気は軽いという重力差を利用して写真を撮っていきます。大腸下部を撮影したいときにはバリウムが思いので、患者の頭を低くし、大腸の上部を撮影したいときは撮影台を立てればいいわけです、ただ、正面画像しか見ていませんので、必ずしもそう簡単いきません。患者の右側の腰を上げたとき、バリウムがどのように流れるのか、頭の中で大腸の立体画像を構築しながら撮影することになります。

内視鏡か、それともバリウム検査か!

この2つの検査法の違いは肛門から入れるのが、管状のカメラかそれともバリウムかの違いです。しかし内容は大きく異なります。内視鏡の場合は、”ポリープがある”、”疑わしきガンがある”ならば、そのまま細胞を採取して確定診断を行うことができます。バリウム検査では,検査後医師から”ポリープ、ガンらしきものがありますね、カメラによる検査が必要です。”ということになります。確かに、バリウム法は、大腸の走行や全体像を見るのには適していますが、わからないからと言って問題になることはありません。しいていうなれば、内視鏡は苦痛を伴います。内視鏡でも下手な医師と上手な医師はいます。その判断は難しいので、鎮静剤の使用を要求してください。患者側から、申し入れなければ、医師側からほとんど言ってはきません。医師側からすれば、鎮静剤を使用したことが患者の状態を把握しにくいということがあるのかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました