シビレには様々な原因があります。内科系の病気として糖尿病など、整形外科の病気として頚椎症などがあり、悪化させると歩行障害、排尿障害から寝たきりとなる場合もある。シビレは、神経のSOSと言われている。それなのに、シビレがあっても、医療機関へ行くまでに平均3年以上という調査結果もある。ここでは、シビレ診断のための最新機器、Ⅹ線検査(現在ではMRIの検査が主流だがー。)の紹介および、MRIを使用してのシビレの原因について紹介する。
しびれは、神経のSOSである。
シビレたら、どうするのがいいのか。圧迫されたままの神経が障害を受けると後遺症が残ることもわかっています。早めの治療が大事です。つまり。早めの治療が必要なシビレ(命に係わるシビレ)と、放置のままがもったいないシビレもあります。加齢によるシビレ、スポーツによるシビレは一つ間違えば、寝たきりになってしまいます。これらは、腹横筋を鍛えることで予防することができます。
シビレに悩む人は全国で440万人いるとされています。特に多いのはお尻から大腿骨にかけてのシビレではないでしょうか。他にも、人差し指がジンジンするけど、年のせいだろうとか、ちょっと我慢すれば治るだろうとか、やり過ごしている人は多いのではないでしょうか。しびれには様々な要因があります。それを放置することによって歩くことができなくなったり、歩行障害、排尿障害、最悪の場合は寝たきりになる場合もあるのです。しびれは、神経のSOSです。しびれの原因がわかれば、あなたは、しびれに悩まされない生活を送ることができるのです。
しびれの原因と言っても、外科系、内科系などたくあんあります。それなのに、多くの人はほったらかしにして受診するまで3年以上かかるという調査報告もあるのです。つまり。”シビレなんぞで、病院なんぞに行けるか”と言うのが、多くの人は思っている本音ではないでしょうか。
しびれの可視化は可能か
”シビレの正体は何か”シビレの可視化を研究している整形外科医の東京科学大学:川端茂徳先生がいます。彼が開発した装置は神経磁界計測装置であります。これは体内から出る微弱な磁場を測定する装置です。超高感度の磁気センサーが入っており、センサーがとらえるのは体から出る微弱な磁場を測定する装置です。このセンサーによって、感覚神経などが活動する様子を知ることができます。シビレの原因は、感覚神経により手がしびれるわけですが、この機械を使用すると、手は正常、首のところで磁場が消えてしまうという現象が起きるのがわかります。首にしびれがないにもかかわらず首の神経に異変があるのです。しかしながら首自身は、無症状で痛くもかゆくもないのです。
別の患者は、足にしびれがあるのに原因が違う場所にあり、皮膚表面の感覚神経を通して脳に伝えます。たとえば、水道の水を手で触るとその情報では何が起きているのかを感知します。MRIで画像を撮ってみると神経の通り道が圧迫されていることがわかります。手のシビレの場合は首から通って感覚神経のでたらめな信号が脳に送られてているということがわかります。
ハンマーでたたいて、戻る反応を見定める。
脳神経外科の森本先生は腰のある部分に原因があると推理、MRI検査(個人の整形外科病院ではMRIを設置していない場合があります)を行うと4番、5番が狭くなっていることが知られます。Ⅹ線検査では、脊髄管の狭さを描出することはできません。そこで、脊髄管に造影剤を流して検査を行っていました。そこで脊椎の狭くなっている部分が診断できました。現在はMRI検査で診断ができます。しかし画像で見つかってもシビレがあるとはわからない場合、画像診断と問診で、原因をさがします。右腕にシビレのある患者さんの場合、問診を終えると頭触って、頭を後ろ側に反らしたり、左右に動かしたり、前に倒したりします。その時シビレが来るかどうか(シビレを誘発させて)原因を探り出します。
テルマトームというのがあります。これは脳から通っている神経を繋いだものです。これを覚えるだけで、つまり、身体の場所ごとに神経が脊髄のどこから出てくるのかが決まっているのです。”しびれたらどうすれば良いのか”シビレは神経のSOS ですから、ずっと圧迫されたままでいると、神経が障害され後遺症が残ってしまう場合があります。
ぜひ知っておいてほしいシビレの3タイプです。1つ目が背骨が原因の最も多いタイプです。生活に支障が出て、歩けなくなってきて、駅までも12、3分かかるようになり、脂汗が出るようになって、それでも座骨神経痛と言ってやり過ごす。それから15年、足の感覚が鈍くなって、転びそうになって、これで初めて病院へ行く。そして寝たきりになってしまうパターンである。
感覚神経によるでたらめな信号
感覚神経が圧迫されて、でたらめな信号を送ってしまう。首と腰の神経が圧迫されるスポーツ、例えばゴルフなど腰をねじるようなスポーツでは、若い人でもなります。滑らさないようにするためには普段の生活に気を付けることです。特に姿勢、パソコンの仕事や、スートフォンを見ているときなど。背中を丸めるような姿勢をしてしまいがちです。ひどい場合には手術となるのですが、軽いのであれば、運動療法があります。
ドローインと呼ばれる方法です。お腹をへこませる手法で腹横筋を含めたインナーマッスルを鍛えることです。仰向けになって、膝を立てて、骨盤のでっぱりから、上指3本の位置を確認して、お腹をつかんでください。お腹を膨らませながら、息を吸い、息を吐くとき指が押し返されるのを確認してください。10秒、10回行います。注意すべきことは腰が沿ったり。前かがみにならないようにすることです。2つめのタイプが突然起きる命に係わるタイプです。顔のシビレ、突発的なシビレ、急な運動麻痺、呂律が回らないなどはすぐにでも医療機関へ行ってください。第3のタイプがしびれがあるので放置するもったいないタイプです。手のシビレ(手根管症候群)などは、対応が早ければすぐにでも治ります。
病院、受診の目安として、シビレが1か月以上続く場合、シビレの範囲が広がる場合、シビレが強くなる場合、すぐにも医療委気管に行くことをお勧めいたします。
