何で、転倒するの?

不慮の事故死より多いのが転倒である。交通事故死は3511人、転倒による死亡事故は11,935人である。転倒により直接命を落とすことはなくても怖いのは、それがきっかけで命を縮めてしまうことなんです。骨折してしまうと、それがきっかけで寝たきりになってしまうことなんです。何が転倒を引き起こしているのか論理的に説明するとともに、自分自身への危険信号を知る手掛かりについてお伝えいたします。ただここで注意してほしいことがあります。転倒した後で、Ⅹ線写真を影することはありますが、転倒を予測するためにⅩ線写真を撮ることは決してないということです。

交通事故よりも多いのが転倒事故である。

「子供は、ナゼ転んでも骨折しないんだろう」と思ったことはありませんか?そんなことはりません。骨に対して負荷が大きければ骨折はします。しかし身体が不可を避けるよう自然に動いているのです。それが体幹と言われているものです。若い人は自然に体幹は鍛えられていますが、高齢者になると体幹は低下します。ですから、若い人以上に注意をしなければならないのです。ここでは、あなたの体幹程度を測る方法を教えます。
交通事故による死亡事故が3511人に対して、不慮の事故死で最も多いのが転倒であり、その転倒による死亡事故は11,953人である。転倒によって直接命を落とすことがなくても怖いのが骨折である。特に女性の場合、骨粗しょう症を体内に秘めている場合、特に骨折しやすくなります。骨折してしまうと、それがきっかけで寝たきりになってしまうことがあるのです。介護が必要になった主な原因として、1位が認知症(23%)、2位脳血管障害(19%)、3位が骨折(13%)です。骨折する転倒は、どんな場所が一番多いのか、住み慣れている、使い慣れているはずの自宅が5割を占めています。なぜこのようなことが起きるのか、そして雨の日はどれだけ滑りやすくなっているのかを実際に検証してみたい。

転倒しやすい第一位は玄関先のタイルである。

なれているから要注意なんです。雨の日どれだけ転倒しやすいか、まずは玄関先であります。タイル作りの玄関先、雨の日は40BPN(道路などの滑り抵抗値を示す単位)で、滑りやすく、ステンレスの玄関でも同等の値を示す。参考までに、雨が降らない状態では95BPNである。雨天時の天候対策はタイル作りの玄関先と言う意味ではない、雨天時は荷物を持ちながら傘をさします。つまり視野が狭くなり、転倒スポットでもあるのです。
リビングルームで危険なスポットは、コード、めくれたカーペット、落ちている雑誌、隣室への段差、落ちているリモコン、などがありますが、高齢になりますと転倒リスクはさらに高まります。なぜ転倒リスクが高まるのかと言いますと、足の上がり方が低下しているためです。つまり足の筋力の低下です。80歳までに筋力の60%の人は筋力が落ちていると言われています。足を上げにくい高齢者は足元を気にしながら歩くのですが、会話しながら歩いているうちに足元のことを忘れてしまい転倒するのです。その時には骨折のことは頭にはありません。

破骨細胞と骨芽細胞の働き

問題は転倒しても骨折しないことです。転倒してもねん挫で済むならば、きっと、「これで良し」と思うことでしょう。骨にはいくつかの働きがあります。その代表的なものとして、古くなった骨を壊す破骨細胞と骨を新しくする骨芽細胞があります。古くなった骨を破壊するとともに、骨は新しく細胞から新しい骨を作るのです。この両方のバランスが崩れると骨粗鬆症になるのです。その原因は年齢にあると言われています。特に女性は年齢を重ねるごとに女性ホルモンが減少し、その結果骨粗鬆症になると言われているのです。骨がもろくなり骨折しやすい状態であるならば、大事なのは、生活の導線の中に障害物を置かない事です、例えば、部屋を片付ける際、コードはまとめて部屋の隅、もしくは壁の下方を経由させるようにする、仕切りのある会談は室内様スロープを設置することです。

夏本番、危険な落とし穴

ここでは、夏に向けて意外な転倒リスクを紹介します。それはエアコンの設定温度です。例えば、エアコンの利いている部屋と、利いていない部屋がると利いていない部屋には帰宅したくない。そうすると、体を動かす機会が減ってしまいます。家の中での温度差が大きいと動く量が減ってしまいます。動きを減らすことで足腰の力が弱まり骨折を誘発させるのです
夜中の危険スポットは夜中のトイレです。寝ているときに起き上がると、血圧は上昇し筋肉もこわばって固く、しかも暗くて足元が見えない、そういった要因がいくつも重なって転倒が起きる。特に階下のトイレがあるご家庭では若い人でも注意が必要です。

未来を予知する転倒対策

履き物対策として、自分に合ったサイズで、かかとまであるゴム底の滑りにくい靴を選ぶことです。又筋肉をつけることも重要です、適度な運動。たんぱく質の多い食事をとることです。今からでも遅くはありません。カルシューム、ビタミンD、ビタミンK これらも重要です。
転倒対策として、自分自身の危険信号を知っておくことも重要です。近頃、歩く速度は遅くなったと感じることはありませんか。それは、速度が遅くなったのですか?歩く歩幅が短くなったのですか?急に測定しても現在の状態しか分かりません。今日測定して、1,2か月後の測定してみてください。やり方は。よく行くお店まで何分かかるか、歩幅は、チョッピリぬかるんでいる道を選んで測定することです。

 

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